ヨガは気の流れといったものに働きかけられて初めてヨガと言えるのかも知れない。
だけど現代社会では体そのものを使っていないから自分の体を知るには筋肉レベルの動きをまずやるしかないのかな?と思ったりする。
冥想から入るにしても長時間座る準備が出来ていなければ冥想のしようもない。
体を支える骨や筋肉が備わっていなければ何も始まらない。
かといってひたすら筋肉を付ける為ハードなトレーニングをすればいいのかといえばそれも違うと思う。
呼吸とか意識の集中をすることで肉体レベルからもっと深い世界へ入っていけるのかなぁと思ったりする。
まず体を動かすことでいろんな気付きがありそれに伴ない肉体が変化し意識も高まるのだろうと思う。
体があるということをまず認識しなくてはならない。
でも目に見える体だけではなくもっと深いものも存在することに気付くことも必要だ。
あるポーズで先生に筋肉は使わずに脛を意識しなさいと指導される。
確かにその形を維持するために脛がちゃんと働けば腿は使わずに済むのかも知れない。
でも股関節が硬かったりお腹に力が無いと脛は働かない。
筋肉を使わずにはいられなくなる。
四股立ちやナーバアサナをしないとその準備が整わない。
それも筋肉を鍛えるものではないと言われればそうだけれどやはり体レベルの話と思う。
体レベルのことをやりつつもう一段上を目指すというのが現実だ。
ヨガは体操とは違うからと胸を張ったとして体操レベルのヨガをしている場合も多いと思う。
逆にヨガをやっている自覚は無くても意識の集中があって呼吸も伴なっていればヨガに近いとも言える。
体がまずある、そして体だけじゃないらしい、最初はそこからスタートだろうか?
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